[レポート] キッズスノーフェスタ2013 in 福島
2013.06.06
3月28日(木)福島県裏磐梯猫魔スキー場にて『「I LOVE SNOW」One’s Hands キッズスノーフェスタ2013 in 福島 supported by KEEN』が開催されました。
福島県の原発避難区域に指定されている大熊町から会津地域にて避難生活を送っている小生と、地元猪苗代町の小学生をスキー場に招待し、スキーを通して笑顔になってもらいたいとの願いで、日本のトップスキーヤーが集結しました。
会津若松市と猪苗代町から送迎バスで到着した小学生は、まずは受付でゼッケンが配布され早くも今日一日のスキー教室に向けて笑顔があふれます。スキー初めての小学生にはレンタルスキーが用意され、スタッフサポートのもとスキー靴を履いて準備万端です。
10時から開会式がスタート。
今日一日先生をしていただく豪華トップスキーヤーの皆さんが勢ぞろい。現役のレーサーからはアルペン女子ナショナルチームの星瑞枝選手。レーサー以外の子どもたちとのスキーは初めてとのことでやや緊張気味です。
続いて、元アルペン五輪代表でOne’s Handsプロジェクト代表の岡部哲也さん、プロスキーヤーの渡辺一樹さん、佐藤久哉さん、ナショナルデモンストレーター(スキーの先生の先生たち!)の 小林仁さん、石田俊介さん、岡田慎さんと豪華な先生陣から「今日一日元気に怪我なく楽しみましょう!」と挨拶がありました。
スキーのレベル別に5つに班分けされた参加者は、まずは集合写真を撮影し、それぞれの先生たちとスキー教室がはじまりました。
先生たちの胸には子どもたちが呼びやすいようにニックネームが貼られ、子どもたちとのコミュニケーションを取りながら、輪になって準備運動を行う班、早速リフトで頂上へ向かう班と、それぞれの班で笑い声が聞こえてきました。
しばらくすると全部の班がリフトに乗り、お昼までには初めての子どもたちもゲレンデを滑ることができるようになりました!
ゲレンデ脇には今回のイベントをサポートいただいたシューズメーカーKEEN Japanさんの黄色いテントが立ち、チャリティ物販を行っていただきました。ここで販売されたシューズの売上は、One’s Handsプロジェクトの活動への支援金として寄付いただきました。
ありがとうございました。
昼食を食べてお腹を満たした子どもたちは、午後もたくさんゲレンデを滑り、先生たちの方が疲れてしまうくらい一日中元気いっぱいでした。
スキー教室の後は、全員で「宝探しゲーム」
低学年から「よーいどん」でスタート。先生たちとじゃんけんし、勝った子供たちはその先の雪に埋まっているカラーボールを見つけます。
参加した子供たち全員には参加賞が、大当たりで青色のボールを見つけた子供には、特別協力いただいたホテルリステル猪苗代のファミリー宿泊券がプレゼントされました!
宝探しの後は、今日一日先生をしてくれたトップスキーヤーによるデモ滑走。
先生たちのプロの滑りを見て子どもたちだけでなく、観戦していた親御さんたちも大興奮でした。
閉会式後、トップスキーヤーと子どもたちは、大興奮のままハイタッチでお別れしました。
最後は先生全員で子どもたちのバスを見送り。みんな終始笑顔のまま帰路につきました。
「I LOVE SNOW」One’s Hands キッズスノーフェスタ2013 in 福島 supported by KEEN
会期:2013年3月28日(木)
会場:福島県裏磐梯猫魔スキー場
主催:SAJ「I LOVE SNOW」キャンペーン
NPO法人One’s Hands プロジェクト 協賛:KEEN Japan
協力:猪苗代町教育委員会
大熊町教育委員会
裏磐梯猫魔スキー場
NPO法人いーはとーぶスポーツクラブ
ホテルリステル猪苗代
参加アスリート:
星 瑞枝(アルペン女子ナショナルチーム)
岡部 哲也(One’s Handsプロジェクト代表、元アルペン五輪代表)
渡辺 一樹(プロスキーヤー)
佐藤 久哉(プロスキーヤー)
小林 仁(SAJナショナルデモンストレーター)
石田 俊介(SAJナショナルデモンストレーター)
岡田 慎(SAJナショナルデモンストレーター)